歯周病治療3週間集中プログラムの症例紹介 30代女性 N様

歯周病治療3週間集中プログラムの症例紹介 30代女性 N様のケースをご紹介いたします。

3週間後の再評価では、歯肉の発赤が明らかに改善し、腫れも引いてポケット深さは2～3 mmに改善。歯磨き時にも出血しなくなりました。

治療内容	歯周病治療3週間集中プログラム（THPアドバンス） ・初回：THPアドバンス1時間 ・2回目：THPアドバンス1時間 ・3~5回目：SRP ・6回目：プロービング説明
費用	330000円（税込）※自由診療になります。
治療期間	治療期間：3週間 来院回数：6回
リスク・副作用等	知覚過敏の可能性・歯茎の退縮※個人差があります

主訴

Nさん（30代・会社員）は、中学生の時を最後に歯医者からは足が遠ざかっており、歯石や歯の色素沈着が気になりクリーニングをしようと思い立った事が来院のきっかけでした。

歯磨きの時に出血があるのも気になっていました。

初診

初診時の主訴は「クリーニングをしたい」というご希望でしたが、歯科衛生士によるクリーニング前のチェックの際に歯肉炎の症状が認められた事と、1ｈのクリーニングだけでは本来目指す良好な口腔内の実現が難しいと判断しました。

歯周病治療プラン

そこで、Nさんに説明をしてカウンセリング（歯周病のPCR検査や口臭検査、マイクロスコープを使用した口腔内の細かい所までの診療）に変更させていただきました。

仕事関係での疲労やストレス、喫煙習慣、自己流の歯みがきなどもヒアリングし、口腔内のトータルでの改善を目指す為に歯周病治療3週間集中プログラム（THPアドバンス）を受ける事になりました。

治療プランとしては、最初の3週間を集中期とし、以下の取り組みを行いました。

1. プロフェッショナルクリーニング：プロの認定歯科衛生士による痛みのないスケーリングとルートプレーニングを丁寧に実施
2. ブラッシング指導：歯科衛生士が歯磨きの基本動作や舌苔ブラシ、フロスの使い方を指導。より効果的なホームケア習慣を定着
3. 生活改善提案：食事のアンケートを通して食習慣や間食などの生活習慣の見直し

歯周病治療後

3週間後の再評価では、歯肉の発赤が明らかに改善し、腫れも引いてポケット深さは2～3 mmに改善。歯磨き時にも出血しなくなりました。

定期メインテナンス

現在はメインテナンス期へ移行し、約4ヶ月に1回の歯科衛生士による定期メインテナンスを継続。

ご家庭でも、朝晩2回のしっかりとした歯みがきに加え、フロスを毎日の習慣に取り入れられて前向きにケアに取り組まれています。

定期メインテナンスの際には精密な歯周ポケット検査を実施し、安定した口腔環境を維持しています。